【共催】平成29年度共存学公開シンポジウム「復興・伝統文化・ネットワーク~東日本大震災から7年目の今~」開催(前日には関連企画)
【共存学・公開シンポジウム]
「復興・伝統文化・ネットワーク―東日本大震災から7年目の今―」 (開催日時・場所)9月9日(土)午後1時半~5時半 國學院大學・渋谷キャンパス、学術メディアセンター(AMC)常磐松ホール (プログラム) ≪基調講演≫ ・滝澤克彦氏(長崎大学多文化社会学部准教授) 「「リスク社会」における地域社会のレジリエンスと祭礼の意義について」 ≪個別報告≫ ・荒木奏子(陸前高田市「にじのライブラリー」前現地責任者) 「人が集まる場所とは~にじのライブラリーから見た復興と人々の暮らし~」 ・東梅英夫(大槌町、臼澤鹿子踊保存会会長) 「震災を超えて新たな未来へ」 ・久保田裕道(東京文化財研究所無形文化遺産部無形民俗文化財研究室長) 「無形文化遺産の災害復興と防災」 ≪シンポジウム・全体討論≫ 講演者、報告者、コメンテイターとともに討論します。 (コメンテイター) ・茂木栄(國學院大學神道文化学部教授) ・黒崎浩行(國學院大學神道文化学部教授) (司会進行)古沢広祐(國學院大學経済学部教授) (開催趣旨・概要) 平成29年度共存学シンポジウムは、これまでの東日本大震災被災地調査の成果をふ まえ、震災復興と伝統文化、それに伴う人びとのネットワークに焦点をあてます。 東日本大震災から7年近く経過した今、被災地外における記憶の風化という事態 に直面せざるを得ない時期にあります。被災地の現状や復興の歩みを改めて顧みる とともに、今後の課題について、伝統文化やネットワークの役割について議論します。 平成25年に開催した共存学フォーラム「震災復興と文化・自然・人のつながり」では、 復興に伝統文化・自然・歴史が持つ可能性や、復興に関する具体的な取り組みが 報告されました。 本年のシンポジウムでは、これまでの議論を踏まえつつ、その後の復興と伝統 文化の関係、またそれに伴う人びとのネットワークの形成を中心に動向をさぐる ことを目的とします。 (*本シンポジウムは、科研「災害・復興と伝統文化の役割に関する学際的研究」 と連携しての開催となります) https://kyozongakukokugaku.wixsite.com/saigai-hukkou *『共存学4:多文化世界の可能性』(弘文堂):刊行中 http://www.koubundou.co.jp/book/b281074.html
*参加費無料の特別企画、ぜひご参加ください。
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【関連企画】 震災・復興と伝統文化を考える「映像の夕べ(ドキュメンタリー映画)」 プログラム:9/8(金):16時半開場、開演17時~ https://www.kokugakuin.ac.jp/event/34716 ・第1部:『雄勝~法印神楽の復興』 (日本ユネスコ協会連盟製作、60分、宮城県石巻市雄勝町) *本学の支援関係者によるトーク解説10分 https://www.youtube.com/watch?v=45QgceZ8IMQ ・第2部:『先祖になる』(監督:池谷 薫、製作:蓮ユニバース、118分) (9/9シンポ報告に関連) *池谷 薫監督からのご挨拶があります(トーク解説10分) https://vimeo.com/146523620 http://renuniverse.com/joei/ 開催場所:國學院大學渋谷キャンパス、常盤松ホール ・参加申し込み不要、参加費無料(学生・一般参加) https://www.kokugakuin.ac.jp/access